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日常のささやかな感情や気になる風景、記憶の断片などをモチーフに描いています。

油絵の具がつくり出す色の重なりとマチエールに惹かれるものがあり、描くという小さな行為の集積の果てに私自身が絵の中に立っているように、作品と自分が一体になっていく感覚が好きです。

私には絵は旅のようなもので、いつも新しくて挑戦的な旅をしてみたいと思っています。そして描き上げると旅は一区切りですが、すぐに次の旅支度が始まります。

Profile

1968年大阪生まれ(本名 古井三恵子)

京都市立芸術大学美術学部美術科卒業、同大学院美術研究科修了。京都、兵庫、東京を中心に百貨店や画廊での個展にて油絵作品を発表。臨床美術士として認知症の方や子ども達の創作をサポートするアートセラピーの仕事にも携わる。京都市在住。

日本臨床美術協会認定 臨床美術士/臨床美術学会会員/アート&ヘルスケア臨床美術アトリエ苗 主宰/京都〈臨床美術〉をすすめるネットワーク代表

Exhibition

2004

個展「MyLife蕾YourLife」・新生堂(東京) 

『気晴らしの発見』(新潮文庫、山村修著)表紙絵に「支えるもの」が採用される

個展「Life〜支えられて」・御池画廊(京都) 

2005

京都新鋭美術選抜展・京都市美術館

個展「恢復」・T-BOX (東京) 

個展「根の在る処」・生活空間ぱるあーと(京都)

2007

個展「双葉」・御池画廊(京都)

2009

個展「ことほぐ」・御池画廊(京都)

2011

個展「相生」・御池画廊(京都)

個展  T-BOX (東京)

2012

個展  T-BOX (東京)

2013

個展「ひかりのありか」・御池画廊(京都)

個展「ひかりのありか」・T-BOX (東京)

2014

個展「宵の星々、明けの月。」・木の在る暮らし展(鳥取)

個展「地図のない旅」・T-BOX (東京)

2015

個展「あけくれ」・御池画廊(京都)

2016

個展「あけくれ」・T-BOX (東京)

2017

個展「宝箱」大丸神戸店アートギャラリー

2018

個展「内なる庭から星天へ」・御池画廊(京都)

個展「内なる庭から星天へ」・T-BOX (東京)

個展「宝箱」大丸神戸店アートギャラリー

2019

個展「宝箱」大丸神戸店アートギャラリー

2020

個展「宝箱」大丸京都店アートスポット

個展「宝箱」大丸神戸店アートギャラリー

個展  T-BOX (東京)

個展  御池画廊(京都)

臨床美術とは、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、高齢者の介護予防や認知症の予防・症状改善、働く人のストレス緩和、子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法(アートセラピー)のひとつです。芸術家・医師・ファミリーケアアドバイザーの三者によって1996年から共同研究がスタートしました。

 

芸術療法(アートセラピー)は数多くありますが、臨床美術は表現の過程を重視して、出来上がった作品について分析的な試みを一切行わないことが大きな特徴です。

 

また自分が絵を描くとなると苦手に感じる方も少なくないようですが、臨床美術は誰でも気楽に始められ、知らない間に夢中になれるようにアートプログラムが工夫されています。

 

そもそも絵は感じるままに描くものであって、感じ方には上手いも下手もありません。どんな風に表現しても描き手の自由です。しかし私たちはどこかで絵はそっくりに描かねばならないとか、デッサンができていないとダメだとか、美術の世界を狭く捉えてしまいがちなようです。絵を描くことは自己表現であり、コミュニケーションのひとつの方法です。描くことによって発散したり、意識していなかったような自分の感性を発見する経験は、年齢に関係なく刺激的で楽しいことです。美術が持っているこの素晴らしさについて多くの方々に共感を広げ、表現する楽しさを人生に取り入れるひとつのきっかけが臨床美術です。それは例えば命の洗濯のような心身のリフレッシュにつながる経験となるでしょう。臨床美術は認知症の方のために始まりましたが、今では子どもの感性教育やビジネスマンのメンタルヘルスケアなど多方面で活用されています。

 

臨床美術を行うのは美術表現、コミュニケーション、ケアなどについて専門的な養成教育を受け、NPO法人日本臨床美術協会によって資格認定を受けた臨床美術士です。現在全国で約2400人の臨床美術士がデイサービスや老人ホーム、病院などで活躍しています。

 

京都では京都府立医科大学神経内科学において認知症患者と介護家族を対象にした講座が開講され、私も長年講座を担当させていただいてます。

講座はどこでもとても和やかです。参加者の方々は初めは少し遠慮しがちですが、回を重ねるに従ってだんだんと慣れて、色使いや筆さばきも大胆になっていきます。

以前から美術には人の精神面にプラスに働く力があると感じていましたが、多くの方々の作品制作に関わっていくうちに、この考えがよりはっきりとした輪郭を持ち、実感を伴ってくるのを感じました。

いまコロナ禍の中でストレスの蓄積やコミュニケーションの欠如など、新たな社会問題も浮上しています。こんな時だからこそ、人に寄り添い前向きな力を引き出すアートの役割がますます輝いています。私自身が表現を楽しむ一人であり続けると共に、臨床美術士としてアートの楽しさを伝える仕事を続けていきたいと思います。

 

フルイミエコ

表現することでの充足

臨床美術

2006年

臨床美術に出会い、臨床美術士の資格を取得。

京都を中心に関西での臨床美術の普及を目的として、京都〈臨床美術〉をすすめる会を設立し代表を務める。

2008年

10年続けた子どものための絵画造形教室の経験をふまえ、臨床美術による美術制作を行う「アトリエ苗」 を京都市西京区にて開設。

子ども、大人、発達支援を要する子ども達のクラスを開講。

2009年

京都府立医科大学附属病院神経内科の協力のもと開催されている、認知症の方とご家族の為の「脳いきいきアート」講座(主催・すすめる会)を担当。

2012年

烏丸北大路にアトリエ苗北大路を開設。アートを通じてリラックスし、新鮮な発見をすることが、ストレスの発散や心の安定につながっていく事を提唱し、アート&ヘルスケアをキーワードに大人の為のアトリエ苗の活動を新しく展開する。介護施設などへの出張講座、講演会講師など事業を展開する。

2017年

京都〈臨床美術〉をすすめる会としてクラウドファンディングを成功させ、国際アルツハイマー病協会2017国際会議に臨床美術作品展で参画。会を解消し京都〈臨床美術〉をすすめるネットワークへ移行し代表を務める。

2020年

日本認知症学会学術集会にて臨床美術作品展を企画出展。

 

内閣府認証NPO 日本臨床美術協会認定 臨床美術士2級、同協会会員
臨床美術学会会員

宝塚大学看護学部 非常勤講師

京都〈臨床美術〉をすすめるネットワーク代表

臨床美術の

活動プロフィール

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